本レビュー記事

【かがみの孤城】共感できる感情がありました【辻村深月】

siro

かがみの孤城を読んでみての感想

2018年の本屋大賞にノミネートされた作品です。

前から注目されてましたが、ページ数の多さと表紙から子供向けの作品でそこまで面白くないんじゃないか?と思って読まずにいました。

本格的に読み始めたのは電車の中

train

3月4日から読み始め、電車の中で半分ページほど読んだところで、

やばい、これは家でじっくり読む作品だなと思いました。

泣きそう・・・

主人公は不登校の十代の女の子

nuigurumi

あることがきっかけで不登校になった少女

そのことを1人で抱える孤独感。母親に話せば楽になるのかもしれないができない。

言わなくても

なんでこうなっているのか分かってほしいというという気持ち

なんとなくわかる気がしました。

不登校のきっかけとなった大きな出来事

mado

ある日

主人公と同じ学校に通っているけど

名前も知らない女の子たちが集団で家を訪ねてきます。

”出てこい!!”

と怒りの声を出し、庭に踏み込み、庭の窓ガラスをあけようとします。

その描写がなんともリアルでこちらにもハラハラ感が伝わってきました。

その恐怖は十代の少女にとっても凄まじいもので”殺される”と思ってしまったほどです。

そんな中でありながら、主人公は自分のことだけじゃなく、

お母さんが大事にしていた庭によく知らない人を入らせてしまってごめんなさい

と母親に心の中で謝るのです。ここの表現が胸にささりました。

半分くらいまで鏡の中の城についてはおまけ状態

前半はほぼ主人公を中心に話が展開していきます。何度も城には行くのですが、鍵もほとんど探さず、他の6人とゲームとか、会話して時間が過ぎていきます。

なんだこんなものか・・・と思いながらも、まだまだページ数があるので何が起こるんだろうという期待もちょっとありました。

残り200ページからの面白さ

ほぼ主人公中心に話が進んでいましたが、最後あたりから怒涛の付箋回収!!面白さが急上昇でした。泣けるシーンも結構あり、それぞれの登場人物に焦点があたります。それぞれの気持ちが明らかになり、読み終わったあとは、もう1度読みたくなってしまいます。

心理描写がうまいのか、物語の展開がうまいのかかなり引き込まれました。読んだ後にもう1回読むとまた違った思いで読める作品だと思います。

久しぶりの最高傑作

読み終わったあとは「やべぇ・・・・面白い」と思わずつぶやいてしまい、しんみり感に包まれてました。

作家の方は十代を中心にした作品が得意というのは納得できます。

今回思い浮かべてたキーワードは下に書いておくので参考にしてみてください。

いじめ 思春期の悩み 成長 親 先生 スクールカウンセラー 友達 親友 葛藤 不安 孤独 将来 成長 救い 狼 物語 推理 兄弟姉妹 味方 敵




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